top of page

layer paintings

この絵は、すべて裏から描かれています。

表側 つまり見る人の居る『こちら側』から見ると 絵の具の一層目がいちばん近く 重なったレイヤーはどんどんと遠くなっていく。


キャンバスに絵の具をのせる時 イメージがするする表面を滑っていく 

『むこう側』  絵の中に入りたかった


はじめは 薄いフィルムの中に 絵を押し込めていた 
けれど 『表』と『裏』の少女の顔が乖離していくごとに だんだんと 自分が絵の中に居るような 鏡の世界に居るような気持ちになっていく 

どちらが表なのか裏なのか わたしは絵の中にいるのか 裏にいるのか 

どこにいるのか」


絵は見つめられ、物語をよまれるだけでなく、
私たちが物語の中にいて、絵に見つめられているのです。


 

TATTOOS 2014

 

Trinity

2016

 

ehs

2016

 

yuka

2015

bottom of page